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【高級クラブ選び】働く前のお店選びの注意点まとめ

高級クラブのお店選びの注意点

高級クラブと言っても様々なお店があります。日払いが可能なお店もあればノルマが厳しいお店もあり、寮や福利厚生のしっかりしたお店、ホステス同士の人間関係が良いお店などお店によって特徴があります。色んなお店はありますが、ブラックなお店に引っ掛からないように面接前にしっかりお店の特徴やメリット・デメリットを把握しておきましょう。このページでは高級クラブのお店選び、その注意点についてまとめています。

①働く際の条件・待遇を確認する

どの高級クラブで働くか見極めるためには、まず労働条件や待遇を細かくチェックする事が重要です。求人サイトやお店のHPのリクルートサイトを良く見て、福利厚生や時給、勤務時間、勤務日数、寮の有無、ヘアメイクの有無、レンタルドレスの有無などをチェックします。地方から引っ越して来る方は寮があるかどうかは非常に重要ですね。引っ越し費用を負担してくれるお店もありますのでチェックしてみてください。

未経験の方は水商売自体に抵抗があったり不安があるかと思いますので、体験入店の出来るお店や研修が充実したお店を選ぶのがコツです。今はどこのお店でも体験入店からスタートしていますし、私はキャバクラ経験者ですが高級クラブの雰囲気や客層、同僚ホステスの人柄などを知るために体験入店からお願いしました。

水商売初心者の場合は研修も大事です。お酒の作り方やタバコへの火のつけ方なども分からないと思いますので、最初にしっかり仕事の内容をレクチャーしてくれるお店を選ぶのがポイント。とは言っても、高級クラブは教育体制がしっかりしているので、あまり心配する必要はありません。

②色々なお店の面接を受けてみる

高級クラブの面接は1店舗だけに限定せず2~3か所受けてみる事をお勧めします。店舗によって担当者の対応は当然違いますし、福利厚生や待遇、お店の雰囲気、客層などにも差があります。面接がを突破出来るかどうかも重要ですが、高級クラブと言っても色々なお店がある事をまず知りましょう。

面接時に福利厚生や待遇、勤務条件、時給などについて細かく分かりやすく説明してくれますし、質問に丁寧に答えてくれるお店や、担当者の言葉遣いがしっかりしてマナーの良いお店は信頼出来ますよね。面接に合格するとその日のうちに体験入店に進めるお店もあります。

お店の雰囲気や内装、客層、同僚ホステスの人間関係、ノルマの有無などをチェックしていくつかのお店を比較すると働きやすい店舗が選べます。ただし高級クラブの場合は採用基準がかなり高いので、面接や体験入店で不採用になってしまう可能性もあります。そこは最初から頭に入れておいてください。

③多少は妥協する

「銀座で働くなら絶対高級クラブ!日給3万円は欲しい!」など勤務先や日給額に関する希望は誰でも持っています。もちろん希望通りのお店に無事入店出来ればいいのですが、採用基準が高いため思うように仕事が出来ない可能性も。

その場合は「高級クラブ」や待遇、時給、日給の額にこだわらずに多少妥協する必要があります。待遇や福利厚生、研修体制、人間関係、客層の良さなど全てが揃った完璧なお店は少ないです。「もっと時給の高いお店が良い」「送りやヘアメイクが無料のお店が良い」など色々な条件を言い出すと働けるお店が見つからないかもしれません。

勤務条件は重要ですが、あまりにそれを追求し始めるとホステスとして仕事が出来なくなるかも。希望は7割方通ればいい、と言うくらいの気持ちで「どうしてもこの条件だけは譲れない」大事な条件を2~3個ピックアップしてお店選びをするのが大切です。

気品は言葉から。クラブのホステスになるなら言葉遣いに気を遣おう

クラブのホステスになるなら言葉遣いに気を遣おう

高級クラブのホステスはルックスが美しいのは当然、言葉遣いも丁寧でお客様が不愉快にならないように謙譲語を正確に使っています。また喋り方も上品で優しく、女性らしさを感じさせるのも大きな特徴です。

もし銀座や六本木の高級クラブで勤務したいなら、丁寧な言葉遣いを心掛けましょう。相手がハイステータスの顧客ばかりなので、ホステスの上から目線や命令口調はクレームに繋がってしまいます。

ではホステスが使う「謙譲語」についてまとめています。ホステスならマスターしている、女性らしい上品な言葉遣いについて知っておきましょう。

「謙譲語」はすっと使えるように

目上の方とお話する時は「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」のどれかを使います。尊敬語は相手を高めて持ち上げる言葉、謙遜語は自分を一段下に置き相手に尊敬の気持ちを表す言葉になります。

ホステスが使うのは謙遜語で、ホステスが一段下に下がり相手を持ち上げる言葉になります。もちろん相手に対して尊敬語を使い、さらにお客様に敬意を表する事も出来ます。では謙遜語の具体的な使い方を見てみましょう。

  • 見るは「拝見する」
  • 聞くは「拝聴する/うかがう」
  • 食べるは「いただく/頂戴する」
  • わかるは「かしこまる/承知する」
  • 読むは「拝読する」
  • 行くは「うかがう/参る」 など

他にも様々な用例がありますが、高級クラブで良く聞くのは「かしこまりました」や「おうかがいいたします」「拝見致します」「いただきます」などの言葉でしょうか。特に高級クラブではお客様からお酒を奢って頂く機会が多いので「いただく」と言う言葉は頻繁に使います。

それでは次は「いただく」の使い方についてご説明しましょう。

特にホステスは「いただく」の使用頻度が高い

クラブのホステスはお酒を飲む事でドリンクバック(報奨金)が発生しています。またお客様のボトルのお酒を飲む事で、次のボトルを下してもらえる可能性が高まります。

そこでホステスも一緒にお客様のお酒を「いただく」ために

「お酒をご一緒にいただいてもよろしいですか?」とお客様の許可をいただきます。何も言わずにお客様のボトルのお酒を飲むのはマナー違反。「失礼なホステスだな」と思われます。

チャームやフルーツなどもお客様のために提供されているものなので、お客様から「君たちもどうぞ」と言われない限りホステスが黙ってつまんではいけません。

お腹がすいてフルーツがどうしても食べたい時は……、

「お客様、私もフルーツをいただいてもよろしいですか?」

と許可をもらいましょう。この場合「いただく」は「食べる」や「飲む」と同じ意味になります。またこのような謙譲語を使った事はありませんか?

「ご連絡させていただきます」

この場合のいただくは食べるや飲む、もらうと言う意味ではないため「いただく」を使わずに

「ご連絡いたします」「ご連絡申し上げます」

とシンプルに表現すればOKです。正しい謙譲語や尊敬語はすぐには身につきません。日頃から練習したり先輩ホステスの言葉遣いを真似するなどして訓練しておきましょう。

ホステスになるなら知りたい同伴・アフターのポイント

ホステスになるなら知りたい同伴のコツ

ホステスはお客様と同伴出勤を行い、自身の営業成績を高める努力をします。同伴とは開店前にお客様とホステスが店外で食事などを楽しみ(店外デート)、お店オープンのタイミングに合わせて二人で同時に出勤する事です。ホステスがお客様を1名、お店に連れて来る事になりお店側としては大変喜ばしい事とされています。

ではこの同伴、どうすればスムーズにお願い出来るのでしょうか?まとめていますので是非チェックしてください。

待ち合わせ時間は自分で決めてしまおう

連日満員の高級クラブと言っても、開店時(夜8時前後)はまだお客様も少なく出勤したヘルプのホステスもお茶を挽いている(仕事がなく待機している)状態です。そこにホステスがお客様を1名連れてくればヘルプのホステスも仕事が出来ますし、開店時からお客様が入り店内も賑やかに。そのため月に何回も同伴が出来るホステスは、回数に応じた報奨金がもらえる上に、時給・日給アップなど営業成績が評価され店内で出世していきます。

ただしこの同伴、親しいお客様でないとなかなか言い出せませんし、開店と同時に出勤するためにデートの場所やデートを切り上げる時間など最初は難しいです。お店の開店が夜8時なのに、午後5時から店外デートを始めると3時間はお客様に付き合わなくてはならないので苦痛ですよね。

そのため同伴出勤をお願いするなら、ホステス主導で店外デートの時間を決めてしまいましょう。出来れば開店1時間前がベスト。店外デートがダラダラと長くなるとお店に行く頃にはすっかり飽きてしまいます。店外デートの時間は約2時間が最適。夜8時開店なら店外デートは夜6時頃から始めるのが良いです。

お店から近い飲食店を選ぶこと

お客様と一緒に出勤しなければならないので、お店からあまりに遠いお店を選ぶと遅刻してしまう可能性が高まります。遅刻になるとペナルティーの対象になるかもしれませんので、出来るだけお店の近くの飲食店などでデートをするのがベスト。

待ち合わせの場所などもホステス主導で決めてしまうと揉めません。お客様にデートの場所を指定してもらうのも良いのですが、この場合もお店からあまりにも遠い場所では遅刻の可能性がありますので、「出来ればお店の近くにして欲しい」とお願いする事。

「お店の近くで食事」と聞くと遊び慣れた男性は「これは同伴のお誘い」とピンと来ますが、遊び慣れていない方だと単純に「好きなホステスと店外デートが出来る!」と舞い上がってしまいます。食事の後に一緒にお店に行って欲しいと聞き「裏切られた!」とショックを受ける方もいるので、出来れば「同伴をお願い出来ますか?」と聞いておくと良いです。

特に同伴の意味が分からないというお客様には、事前に説明しておくと揉めません。富裕層の男性は同伴出勤を嫌がる方はまずいませんが、キャバクラのお客様の場合、同伴出勤と知らず店外デートに誘われたと知り「裏切られた」「そんなつもりはなかった」と怒って帰宅する方もいました。

アフターのコツ

同伴出勤はお店にお客様を呼び込めるので営業成績としてしっかりカウントされますが、営業時間後に個人的にお客様と食事をしたりお酒を飲む事もあり、これを「アフター」と呼びます。営業成績にはなりませんし、帰りのタクシーも確保しなければならず損してしまうように感じますが、「このお客様ともっと親しくなりたい」と思った時使える手段です。

ではアフターのコツや注意点についてチェックしてみましょう。

個室・車を避けること

ホステスとお客様が1対1になってしまう場合、まず避けたいのが個室や車の中です。他に助けてくれる人がいない状況では、突然お客様がホステスの体を触ったりキスするなどの行動に出る事も有り得ます。普段は紳士的で優しい男性も、2人きりになるとどんな行動をしてくるのか分かりません。

お客様とアフターを楽しむなら人の目がある場所でお酒を飲む、食事を摂るなどの工夫が必要です。カラオケボックスもあまりお薦め出来ません、密室になってしまいますので。

お客様の車にも乗らないでください。どこに連れていかれるのか分かりません。特に相手の素性がよく分からない段階では、全てをお客様に任せてしまわない事です。

結構大変?高級クラブのホステスが行う仕事内容について

高級クラブでの仕事内容はお酒の席での接待が基本

ホステスの仕事は主に来店されたお客様に接待業務を行い、快適な時間を楽しんで頂けるよう努力しています。この時のホステスの仕事内容は、キャバクラで働くキャバ嬢とあまり大きな違いはありません。ホステスの主な業務をチェックしてみましょう。

  • お客様にお酒を作る(水割りやお湯割り、ソーダ割など)
  • 楽しく会話する
  • 煙草に火を付ける/灰皿をマメに取り換える
  • テーブルの上をマメに片づける/おしぼりなどで綺麗に拭く
  • 同伴やアフターにお付き合いする

キャバ嬢も仕事の内容はホステスのそれとほぼ変わりません。

ただ高級クラブの場合はホステスに知性や教養、マナーが必須。キャバ嬢よりも上品でより洗練されたマナーや言葉遣いが求められます。
また高級クラブは、一人のお客様にホステスやママなど複数のフロアレディーが付いて接客するので、「特定のホステスだけが目立つ」のは出来るだけ避けたい所です。

ホステスもキャバ嬢もこの点は同じ

ホステスもキャバ嬢は来店されたお客様を接待し、同伴やアフターにお付き合いすると言う点は同じです。まず重要なのはお客様の要望に応じて水割りやお湯割りなどのお酒を作り、提供する事。高級クラブにはお酒は付き物ですが、キャバクラでもお酒は外せません。

店内での接客でお酒と同じくら重要なのがホステスやキャバ嬢とのお喋り。話術が巧みでお客様からスルスルと話題を引き出しお客様をどんどんお喋りにしてしまうホステスやキャバ嬢もいて、聞き上手、喋らせ上手なホステスはレベルが高いと感じます。

さらにお客様へのメールやLINE、電話などでの営業もホステス・キャバ嬢双方行う業務となっています。固定客だけではなくフリー客に対しても、接客させて頂いたお客様にはすぐにお礼のメールを送り次回の来店を促します。ホステスやキャバ嬢の誕生日、クリスマス、バレンタインデーなどのイベント前にも営業メールを送り、一人でも多くのお客様を集客しなければなりません。

こうしてみるとホステスとキャバ嬢は「接客」「営業」と言う2つの役割をこなす点で共通点があります。ホステスもキャバ嬢も、ただ笑顔でお酒を作れば良い単純な仕事ではないのです。

気品や立ち振る舞いはキャバ嬢よりも気を遣う必要あり

高級クラブには政財界の重鎮や有名人、有名企業の社長、富裕層など社会的にハイステータスな顧客が集まってきます。銀座の場合は特に顧客の年齢層が高く、ホステスにはそれなりの知性やマナー、気品が必要です。ただ単にルックスが芸能人並みであれば良い、と言うわけではなく、気品や洗練された立ち居振る舞いが必要なのです。

キャバ嬢の場合接客は基本的に1対1なので、「オラオラ営業」など個性のある営業スタイルでも、それを好むお客様がファンとしてついてくだされば少々言葉遣いが乱暴でも許してくれます。ところが高級クラブは集団での接客なのでホステスが一人でオラオラ営業を行っても浮いてしまいますし、ステータスの高いお客様からみれば「何て失礼なホステスなんだ!」と腹を立ててしまいます。

社会的地位の高い中高年の顧客はプライドも高いため、個性の強いホステスよりも大人っぽく気品のある清楚系ホステスを好み、どんな話題でも顧客を否定せずに優しく受け止めてくれる女性を求めます。社会的立場の高い方の前では、立ち居振る舞いにも気を付けなければなりません。「適当に接客しておけばいい」では満足してもらえないのです。

「高級感」を意識する接客が重要

銀座や六本木の高級クラブで接客しているホステスは、皆さんスレンダーで美しい上にヘアメイクや衣装も完璧です。お客様の前に出るまでにお金と手間が掛かっています。美しく装う事もすでに接客の一部。一流ホステスは日頃からエステに通い自分を磨き上げネイルケアやヘアケア、スキンケアなども万全です。「なんて美しいホステスがいるのだろう」と思った瞬間に、顧客は高級感が得られるはずです。

またお客様は男性客がメインですので、ホステスは男性の自尊心や優越感をくすぐる接客をします。仕事の実績や社会的ステータス、お客様の人柄や家柄を褒めるなどさりげない「よいしょ」を盛り込み、気持ちよく時間を過ごしてもらえるように配慮しています。また高級クラブはハイクラスの顧客が多数出入りしているので、高級クラブでの人間関係をきっかけに商談がまとまったり商品の新しい販売先が見つかることもあります。

ホステスやママは絶えず「高級クラブは特別な場所」、そう思ってもらえるような努力をしているのです。

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